手術の合併症

 手術には何パーセントかの合併症がつきものです。

@創感染症:周辺臓器の損傷、膿瘍の洗い残しによる遺残膿瘍、化膿した虫垂をおなかの傷から取り出すときにその傷に細菌が付着して創が感染する。

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腸閉塞:手術後最も多い合併症です。癒着により腸閉塞が起きる可能性があります。とくに腹膜炎をおこしている虫垂炎の場合に起きる確率がやや高くなります。

炎症が高度であったり、穿孔して腹膜炎を起こしていた場合には、水分や食事の摂取の開始を少し遅らせ、順調であれば術後1週間から10日で退院可能です。
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